ワイヤード編集長でロングテールの提案者であるクリス・アンダーソン著「フリー」読み終えました。
前半までは比較的早いうちに読んでいたいのですが、その後停滞して(苦笑)、結局3ヶ月かかった?? 非常に読み応えがある本でした。この数年に置きているネットでのビジネスや価値の交換について知りたい人は必読だとおもいます(が、読みやすい本かというとそうでもないので、のんびり構えましょう。っていうか量もおおいんだよね)。
前半に出てくる事例がGoogleのような巨大インフラを自前でもってる人達がコストゼロになることベースに成立するものや、沢山の製品をつくれることなどが前提になってたりするのが多いので「これはちょっと自分達みたいな小さい組織では結局フリーにやられっちゃうんじゃないのかなぁ」と不安になったりしましたが、後半はよりその図式の解体っていうか解説がされているので、そこから見ていくと今の自分達の立ち位置や、これからの先にどうやって企業価値や製品、サービスといういったものの価値を考えていくか? の良い材料になる気がしています。
僕等はデザイン会社ですからね。なかなか大量精算やコストをゼロにするなどは難しいんですけど、それはもっともっと大きくデザイン界(というものがあるとして)の中での自分達の立ち位置という風に相対化すると、意外と同じような構造に落していくこともできるんじゃないかなと。
その辺は中に出ている音楽業界の事例や、37signalsの事例(ちょこっとしかでてこないけど)などから読み取れるんじゃないかとおもっています。
ちょうどいまiPadなどでの電子出版のプロジェクトを動かしてるので、そういうものを広げて認知してもらって正当な価値交換ができる状態を作る為にもこれは読んでおいてよかったなぁと。だって、インフラというか価値交換の為の価値が伝わるインフラはこの本の中に出てくるインフラと大きくかわらないとおもうんですよね。
しかし、FREEという言葉を聞くたびに、マイク・アンド・ザ・メカニクスの曲のなかの「I'm free」という叫びが聞こえてくるんですが、あれってなんて曲だったけね?
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↑ 超名盤。知られてないけどw




