一曲目のタイトル曲からもうすばらしいですが、ライナーでメセニーが「僕は音楽にしか興味がない」と言いきってるように、すべてのロボットでのソレノイドや空気をつかった演奏も、すべては音楽の為にある。という内容です。また、実際にはロボットが演奏してますので、かなり複雑なフレーズや難しい反復も問題なくこなしています。
もうね、Frank ZappaのJazz From Hellを聞いたときの衝撃再びですね。さらにそれを、Yellow Sharkで人間が弾き、というところまでは今迄の僕の音楽体験でしたが、これはそこから先にまた一歩踏みだした感じです。一周まわって結局人間がやろうと、ロボットであろうともう音楽にどう音楽的精霊が宿るか? という問題だけなのではないかとおもいます。
Zappaのときにもそれは提示されていましたが、Methenyではそれをもうほんとうに獲得したといっていいのではないしょうか?
僕も一人でMIDIギターとコンピューターで演奏しますが、ああそうかそういうことか。と。
なんにしても先日のAXISでのMITの石井さんのタンジブルの意味とか2200年の人に提案する気概とかそういうのと本当に通じるものがありますね。テクノロジー先行やユーザー先行ってことでもなく、アートが提案してくのだ。という点も。
だからといってアーティスト指向万歳といってるのではありません。そこは本当にバランスしないといけないし、Zappaはシンクラビアもしくはアンサンブル・モデルンと、MITの石井さんは学生や技術者と、Methenyは自動演奏する楽器やそれを支える技術者と。と、様々な人々や物事、情報がバランスしての話だとおもいます。
ただ、、、
リンク: Twitter / Hiroshi Ishii: @yamato Thanks! Cambridg ....
@yamato Thanks! Cambridge MA is now -3C. 2200 is around the corner. → yamato
と、石井さんが言っているように、僕等の目線の先には2200年の曲り角がもう目に入ってるのだと思います。
たぶん、いろんな目線にいろんな曲り角が見えてるとおもいますが、しっかり見据えて「わかったふり」「軽やかでない」「痛い」とかdisられようが(笑)、先に先に這ってでも進んでいけるようにやり続け/考え続けるだけですよね。
目線はしっかりとその曲がり角を見据えつつ。
そんな点と点が繋って線になるアルバムでした。
すばらしいので是非。
ちなみに、上記なアマゾンですが、www.patmethney.com でMP3で$9くらいで販売してます。あとiTunesではこちら >
(iTunesが起動します。たぶん)。


