リンク: Alliance port LLC.
アライアンス・ポートは2006年の創業以来、社名のAllianceが表すように協調を重視し、デザインを通じたコミュニケーション形成という目標を掲げて活動を続けて参りました。今年で4年目を迎え、ウェブデザイン、印刷物のデザイン、コンサルテーション、インターフェース開発、映像、音楽、ウェブマガジンなど年を追うごとに活動が多岐に広がり、これらの活動をつなげる新しいロゴマークの必要性を感じていました。
というわけで、会社のロゴマークとロゴタイプが変更されました。
VIの変更ってやつですね。小川さんグッジョブ!!
さてそんなロゴはこちら↓


という感じです。
ロゴにどんな思いが混められているか? については、上記の引用にあるリンクをクリックして見ていただければとおもいますので、ここではちょっとだけこのロゴの製作過程を。元々は7月の3周年でリニューアルする予定にだったのですが、いろいろと仕事の関係でこの時期になりました。製作にあたっては弊社の小川が中心になっておこない、アイデアのベースになにをするか? というところを会社の理念や僕、山辺へのヒアリングを行なってもらいそれをもとにアイデアの構築を行います。図にするとこんな感じ。

こういった話は別の機会にも書いていきます。上記はあくまでもこんな感じだった。という話。
で、別にVIに限った話ではなくて、一つのサイトをつくるあたってはもっとプロセルを踏みます。そのときに大事にしてるのは合意の形成をどうやって外部化していくか? ということ。アライアンス・ポートでは、構造構成主義とその質的研究法であるSCQRM(スクラム)をベースにしてアプローチをしていくのですが、そこに加えプロジェクトマネージメント手法としてはPMBOKを採用しています。
で、そのPMBOKについては、質的研究法及び構造構成主義を上位概念に据えることで、プロジェクトの目的や関心また物理的時間的な現実的制約、リソースといった肉体性に相関して(関心相関性)、コミュニケーションの手法としてなにを作成するかを判断しています(関心相関性をもちいた視点なので、関心相関的視点と呼ぶかな)。かならず全部用意する。ということはわれわれ自身のコストにもなりますし、クライアント側にもコストを発生させることにもなりますしね(この関心相関的視点はシステム設計やIAの場面でも活用されます)。とはいえ、基本的にウェブの場合に作るドキュメントルールはありますが、そのルールを逸脱する方法も担保されています。
今回のVIリニューアルについては、社内プロジェクトであること、リソース的制約があることなどから鑑みてそれらドキュメントを残すことはしていません。が、基本的に各段階において関心相関性を元に判断を行なうことで無用なステップバックを伏せぎつつ、多様性を担保し続けるというプロセス自体は変っていないとおもいます。なので、初めの分析からコンセプトの合意までは結構スムーズでした(なぜならクライアントである僕等の関心と相関したアイデアを出してくるので、情報が足らないのでない限り(つまり新しい情報による変化でないかぎり)よほどブレたものを出すのは逆に難しいんですね。
もちろん、それによって100人が同じ提案をするということではありません。
100人が違う提案をしても根差すところと目指すところは同じだということが担保されるわけです。逆にいや、なぜ目指さないのか? なぜ根差さないのか? ということをチェックして質問できますし、新しい可能性にも妥当な構造をあたえて、その道が開けることを担保することもできます。
というわけで、提案の精度がかなりあがって来てるよな、ということを実感するVI策定になったとおもいますし、一番難しいデザイナーとしてのジャンプの部分、ここはもう本当にデザイナーの力量のところなので小川のもっている腕前だとおもいますが、そこもクリアできてるとおもいます。でも、腕のいい先生になるのではなくて、クライアントの思いを形にするデザイナーという職種には上記のようなステップをきちんと踏めること、それがなぜ必要なのか理解してること、がとても大事なことなのではないかと思っています。
そんなわけで次のエントリーでは、そういう仕事が認められたニュースを書きますよ!! やった!! 賞とっちゃった(それも小川が・笑)。
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