News2Uが面白い試みを始めましたね。僕は期待をするのと同時に次のように考えています。
リンク: ネットPRのニューズ・ツー・ユー社長のブログ : minako's blog : News2u.net公式twitter & tumblr.
個人的にはとっても気に入っています。
新しい情報がタイムラインで追いかけられるので、twitterでニュースリリースを読むのはとっても快適です。
・News2u.net 公式twitter
・News2u.net公式tumblr
皆さんも一緒に、いま話題のtwitterやtumblrで企業の最新ニュースを楽しみませんか?
まず始めに、これは批判ではないことを予め断わった上で(最後まで読めばわかるとおもうけど)。
僕はNews2UのTwitterはフォローをすぐに外したし、Tumblrはフォローを躊躇っています。理由は、簡単で「大量に広告のような選別されていない情報が流れてくるから」です。TwitterとTumblrを始めてからRSSを読まなくなったのは情報が選別されている事の意義=過度な情報摂取をしないでも確度の高い情報が得られるから。であるので、その原理からはNews2Uの試みは僕にはヒットしていません。
で、ここまでは前提でここからが重要なんだけど、それはNews2Uの試みがわるいわけではないってこと。僕にはヒットしないけど、僕以外のだれかがこれを1次情報として欲しいとおもったときに、情報にフィルターがかかり始める=流通する。それが巡り巡って流通して僕に届いたときに始めてそのフィルターを含んだ価値(ただしフィルターは情報を流通させる方法でもあるので、それ自体が表に見える価値ではない)として僕の前に立ち現れる。現象として。
構造構成主義では「現象は、価値を認める関心の前に立ち現れる」ということを原理(関心相関性)としているのだけど、上記のことからもこれは「アーカイブ性と高圧縮化」という現代の状況からのシステム的な回答でもあるように感じている。構造構成主義自体が多様性の担保とその多様性同士の理解を進める為の哲学でもあることからも非常に現代的だな、という思いがする。
僕はこの情報がある瞬間に読み手の関心と相関して現象として立ち上がることと、そこに含まれた時間を刺して「情報のライフサイクル(Information Life Cycle)」という言葉を最近使っている。
ウェブサイトからの情報発信をデザイナーと共に考える上で重要なことがこの「情報のライフサイクル化」に多く含まれているのではないだろうか。そういう意味では情報設計(Information Arcitect)というのは縦方向に詰まれた情報=所謂IAやHCD、およびグラフィックデザインと同等に、時間の経過や広がりという水平での動的な展開を踏まえて考えていく必要があるとおもう。
このNews2Uの取り組みはその契機のヒトツになるかもしれないし、今Alliance PortでやっているSocial Mediaとの連携(マッシュアップという言葉以上の連携)も今後のウェブでのInformation Life Cycleを考えていくにはとても良い題材だと思った (弊社での取り組みは最新の例でAsahi Art Festival。これはNews2Uの取り組みと情報の流れが逆になっている)。
というわけで、今後News2Uの発信する情報が何ホップして僕に届き、そのときどの様に立ち上がるかが非常に楽しみです。
以下、この手の話を理解するのに読んだらいいんじゃないかという本を2冊。
![]() | マーケティングとPRの実践ネット戦略 神原 弥奈子 平田 大治 日経BP社 2009-02-11 by G-Tools |
![]() | 構造構成主義とは何か―次世代人間科学の原理 西條 剛央 北大路書房 2005-04 by G-Tools |


